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  >  海外   >  キューバ   >  キューバ 4 : ビニャーレスからトリニダードへ
2018/03/29   2022/10/14

今日はビニャーレスからトリニダードへ移動します。

8時頃出発と伝えられていたので、7:20には朝ごはん。まだ外が暗い。今日はオムレツにしてもらいました。

泊めてくださり、食事とかも全て作ってくださったマリアさん、そして農場案内やいろいろお世話してくださったルイスさんとお別れの挨拶。カサに泊まると、現地の方と自然とコミュニケーション取れるので、新しい地でもホッとできるのがとても良いです。

ビニャーレスはキューバの中でも、お気に入りの場所になりました。時間がゆっくり流れて、癒される。またいつか戻って来れたらいいなと思っています。

お迎えの車が到着。他の2人の方と乗り合いで、トリニダード(Trinidad)に向けて出発しました。今日は長ーいロードトリップです。

窓から行き交うクラシックカーを眺めたり、過ぎ行く街の風景を眺めながら車内でのんびり過ごしました。途中、きれいな海が見えてその色に感動しました!旅終盤で訪れる予定のリゾート地バラデロへの期待も高まりました。

ガソリンスタンドには立ち寄りましたが、ほぼノンストップで進むこと7時間半、ようやく目的地トリニダードへ到着しました。

今晩から泊まるカサに荷物を置いてひと段落。いやぁ、長かった!

今回のカサはこんな感じ。お風呂とお手洗いは共用です。

ルーフトップに屋上があり、ご飯はこちらでいただきます。見渡すと、周りの建物にもみんな屋上があるので、トリニダードでは一般的なようです。

一息ついて、街へくり出してみました。カサから中心のマヨール広場(Plaza Mayor)までは徒歩5分。とても便利な立地でした。

トリニダードは16世紀初めにスペイン人によって築かれた古都。砂糖の取引で栄えたそう。街は世界遺産に登録されており、石畳が広がり、カラフルな建物が並んでいます。

カラフルでかわいい街並みについつい寄り道をしてしまいたくなりますが、朝ごはん以降何も食べておらず、お腹がぺこぺこで気分が悪くなりそうだったので、ゆっくり探索する前に、まずは腹ごしらえをすることにしました。

キューバ名物のロブスターを食べようと、ネットでリサーチしたラ・セイバ(La Ceiba)というレストランへ行ってみることにしました。入り口は地味で通り過ぎそうになりましたが、入ってみると雰囲気のいいテラスがありました。

頼んだのはロブスターのグリル(Langosta Grille)。ライスと野菜付き。一皿 25CUCで、2800円程度でした。キューバでは、6CUCとかでロブスターが食べれる場所もあると聞いていたので、結構なお値段です。

20分ほどして、巨大ロブスターが運ばれてきました。ちょっとイメージしていた普段のロブスターとは違いました。一般に日本でロブスターと言われて思い浮かべるのはイセエビ科のもので、こちらは、セミエビ科と呼ばれるものらしいです。

殻の下には、巨大な身の塊がありました。

味付けが塩味と横に添えてあるライムのみだったので、ちょっと後半は飽きてしまったのが正直なところ…。でも、ぷりぷりでとても食べ応えがあり、空腹だったお腹もいっぱいになりました。

お腹がいっぱいになったところで、周辺をぷらぷら。タワーが目立つ革命博物館(Museo Nacional de la Lucha Contra Bandidos)へ行ってみることにしました。このタワーは、25CUCコインにも描かれています。

街のシンボルであるこの建物は、元々修道院だったのですが、今はキューバ革命関連の展示がなされています。閉館時間を過ぎていたので展示は見ることができませんでしたが、建物内には入ってタワーを登ることができました。

タワーの上から、素敵な街並みを見下ろすことができました。ところどころ窓があって、素敵な写真も撮ることができます。

ちょうど夕暮れ時で、ノスタルジックな雰囲気が味わえるよいタイミングでした。

だいぶ外も暗くなってきましたが、あちこちでサルサの音楽が奏でられ、とても明るい雰囲気でした。まだ少し帰るには早いなぁ、と思い、この街の名物カクテル、カンチャンチャラを味わいに、ラ・カンチャンチャラ(La Chanchanchara)へ。

この名物カクテルは、サトウキビの蒸留酒アグラルデンテというラム酒のようなお酒に、はちみつとレモン、水を加えたもの。私はお酒が飲めないため..それのお酒抜き。要するにあまーいはちみつレモン。

どこか懐かしい味で、おいしかった。ライブバンドの演奏もあり、陽気で楽しい時間が過ごせました。

長旅で疲れたこともあり、この日は20:00頃にバーを離れ、カサへと戻りました。