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ソチミルコ
2023/12/18   2023/12/18

メキシコシティから日帰りで行ける、おすすめの観光地の一つが「ソチミルコ」です。カラフルで映える小舟に乗って、そよ風に吹かれながら運河を進み、メキシコの音楽や食べ物、景色を味わうひと時は、最高です!

今回は、ソチミルコへの行き方や楽しみ方、実際に訪れた様子をご紹介します。

目次

    ソチミルコとは?

    ソチミルコ(Xochimilcoは、メキシコシティの南部にある、かつてアステカ民族の湖上都市だったところで、世界文化遺産にも登録されています。アステカ文明の言語であるナワトル語で、「花畑のあるところ」という意味で、チナンパと呼ばれる浮畑で農作物を栽培していたことが由来となっています。

    「トラヒネラ」と呼ばれるカラフルな小舟で水路を移動するので、「南米のベネチア」とも呼ばれています。

    ソチミルコ

    ソチミルコの楽しみ方

    ソチミルコでは、トラヒネラ(小舟)に乗って、運河を周遊することができます。トラヒネラには舟漕ぎの人が1人つき、長い棒で川底を押しながら舟を進めてくださいます。

    運河を進んでいくと、様々な舟やスポットとすれ違い、舟にいながらショッピングや食事、観光などを楽しむことができます。

    お土産屋さん

    ソチミルコに生息しているウーパールーパー(メキシコサラマンダー)のぬいぐるみや、民族衣装を着た人形、帽子など、メキシコにちなんだものがたくさん売られています。

    マリアッチ

    マリアッチ(音楽隊)の舟もあります。リクエストすると、自分たちの舟にマリアッチの皆さんが乗り込んできて演奏をしてもらえます。

    自分たちでお願いするのはハードルが高くても、そこら中で演奏しているので、陽気な音楽を楽しむことができます。

    フード

    ご飯やドリンクを売っている舟もあります。注文すると、舟の上で調理し、出来立てを出していただけます。

    お値段は、110ペソ(≒ 930円)とまぁまぁな価格ですが、運河の上でいただくのは、特別感があってよかったです。

    動物園や植物園など

    運河を進んでいくと、ウーパールーパーなどに会える動物園や植物園、お手洗いなどもあります。入場料はかかりますが、興味があれば、舟漕ぎの人に伝えると立ち寄ってもらえます。

    トラヒネラの乗り方とお値段

    トラヒネラの料金は、一律で1舟・1時間ごとに決まっていて、乗り場に掲示されています。年々上がっているようで、2023年11月に訪れた際には、1時間あたり600ペソ(≒ 5000円)でした。

    その場に行くと、舟をアサインする人に声をかけられるので、正規の値段かを確認し、問題なければ舟をアレンジしてもらいます。

    私は、メキシコペソの現金が十分なかったので、米ドル払いが可能かと聞いたところ、米ドル支払いでも大丈夫でした。2時間で70ドルと言われたのですが、(その日のレートは、1,200ペソ=68.4ドル)、「65ドルでどう?」と聞いたところOKでした。米ドルを持っている場合は、意外と米ドル払いの方がお得になるかもしれません。

    また、最後に漕いでくださった方には、別途100〜150ペソのチップを渡すもののようです。

    ソチミルコのおすすめの舟乗り場は?

    ソチミルコの舟乗り場は11あると言われています。

    中でもおすすめなのは、グーグルレビューも多い「エンバカデロ・ナティヴィタス(Embarcadero Nativitas)」です。人気で賑わっているので、マリアッチやフードの舟が多く、音楽やショッピングを楽しみやすいのが特徴です。

    実は最初に、「エンバカデロ・クエマンコ(Embarcadero Cuemanco)」という乗り場へ行ったのですが、閑散としていて舟に乗っている人が見当たらない状況でした。これだと、モノを売りに来る舟やマリアッチにもなかなか出会えなくなってしまいます。

    できれば週末など賑わっている日に、メジャーな舟乗り場を利用するのが、おすすめです!

    ソチミルコへの行き方

    個人で行く場合

    ソチミルコのおすすめの乗り場「エンバカデロ・ナティヴィタス(Embarcadero Nativitas)」は、メキシコシティ中心のソカロから25km離れたところにあります。タクシーやUberを利用すれば、通常1時間ほどで行くことができます。

    電車利用

    全て電車で行く場合には、電車で1時間(1回乗り換え)と徒歩30分ほどかかるので、約1時間半で行くことができます。

    まず「タスケーニャ(Tasqueña)」駅を目指します。ソカロからは11駅で、19分ほどかかります。その後、タスケーニャ駅から「ソチミルコ(Xochimilco)」駅まで17駅、37分。そして、ソチミルコ駅から、乗り場のエンバカデロ・ナティヴィタスまで、徒歩27分です。

     

    タスケーニャからソチミルコ、またソチミルコからエンバカデロ・ナティヴィタスまでも時間がかかるので、タスケーニャ駅あるいはソチミルコ駅からタクシーやUberを利用するのもおすすめです。

    ツアーを利用する場合

    日帰りツアーもあるので、とにかく楽に安全に行きたいという場合には、そちらがおすすめです。ソチミルコの舟は、1人当たりではなく、舟ごとの値段なので、少人数で個人で行くよりも、ツアーを利用して行った方がお得な場合も多いです。

    私がよく利用するのは、「VELTRA(ベルトラ)」というツアー会社です。ベルトラは日本発の会社で、世界中で14,000種類以上の海外オプショナルツアーを提供しています。日本語ガイド付きのツアーも豊富で、幅広い選択肢が揃っているのでおすすめです!

    人気のフリーダ・カーロ美術館とセットになったツアーや、日本語ガイド付きのツアーなど、色々と用意されているので、お気に入りのものを見つけてみてください。

    まとめ

    ソチミルコは、メキシコシティからも気軽に行ける世界文化遺産にも登録されている観光地です。

    そよ風を感じながら、運河の上でメキシコのさまざまな文化を楽しむことができる、おすすめの場所なので、ぜひメキシコシティに訪れる際には、立ち寄ってみてください。

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