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2023/05/25   2024/03/05

ラトビアの首都リガの旧市街から徒歩15分ほどの新市街には、観て回るだけでとっても楽しい個性的なユーゲント・シュティール建築の建物が並んでいるエリアがあります。

目次

    ユーゲント・シュティールとは?

    ドイツ語で「ユーゲント・シュティール」は、19世紀末から20世紀初頭に広がった建築様式です。フランスの「アール・ヌーヴォー」と同じ意で、そちらの方がより耳にされた方が多いかもしれません。

    「新しい芸術」として、従来のスタイルにとらわれず、曲線や波形、植物、動物、人の顔などが取り入れられていることが多いです。

    装飾が過剰でお金がかかるので、第一次世界大戦をきっかけに衰退していきましたが、リガではその貴重な建築が集まっているユーゲント・シュティール建築群があります。

    ユーゲント・シュティール建築群の回り方

    エリザベス通り 10b

    リガのユーゲント・シュティール建築巡りで訪れたいのが、まずエリザベス通り(Elizabetes iela)です。特に10b番地にある青色の建物がとってもインパクトがあります!人の顔や仮面のような顔がたくさんついていて、迫力がありました。

    その周りにも、さまざまなユーゲント・シュティール建築が建ち並んでいます。それぞれを堪能しながら、アントニアス通り(Antonijas iela)に向かって歩きます。

    アントニアス通り

    アントニアス通りにも、面白い建物がたくさん。それらを見ながら、アルベルタ通り(Alberta isela)に入っていきます。

    アルベルタ通り

    アルベルタ通りも、たくさんのユーゲント・シュティール建築が建ち並んでいると有名な通りです。

    中でも8番地にあるのは、1903年に建てられた代表的な青い建物です。ライオンや人の顔の彫刻が印象的です。

    アルベルタ通りを突き当たりまで進んで、左に曲がったところにあるRiga Graduate School of Lawの建物も立派です。

    リガ新市街ユーゲント・シュティール建築散策マップ

    ご紹介したルートをマップにもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

    まとめ

    リガ旧市街から15分ほどのところにある新市街には、ユーゲント・シュティール建築群があり、少し歩くだけでもたくさんの建築を見ることができます。

    一つ一つ手の込んだ彫刻や装飾が大変豪華で、ユニークなものもたくさんあり、まるで美術館の作品を観てまわっているような気分になれます。

    ぜひリガ旧市街から少し足を伸ばして、19世紀末の芸術を堪能してみてください。

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