ラトビアの首都リガの旧市街から徒歩15分ほどの新市街には、観て回るだけでとっても楽しい個性的なユーゲント・シュティール建築の建物が並んでいるエリアがあります。
目次
ユーゲント・シュティールとは?
ドイツ語で「ユーゲント・シュティール」は、19世紀末から20世紀初頭に広がった建築様式です。フランスの「アール・ヌーヴォー」と同じ意で、そちらの方がより耳にされた方が多いかもしれません。
「新しい芸術」として、従来のスタイルにとらわれず、曲線や波形、植物、動物、人の顔などが取り入れられていることが多いです。
装飾が過剰でお金がかかるので、第一次世界大戦をきっかけに衰退していきましたが、リガではその貴重な建築が集まっているユーゲント・シュティール建築群があります。
ユーゲント・シュティール建築群の回り方
エリザベス通り 10b
リガのユーゲント・シュティール建築巡りで訪れたいのが、まずエリザベス通り(Elizabetes iela)です。特に10b番地にある青色の建物がとってもインパクトがあります!人の顔や仮面のような顔がたくさんついていて、迫力がありました。
その周りにも、さまざまなユーゲント・シュティール建築が建ち並んでいます。それぞれを堪能しながら、アントニアス通り(Antonijas iela)に向かって歩きます。
アントニアス通り
アントニアス通りにも、面白い建物がたくさん。それらを見ながら、アルベルタ通り(Alberta isela)に入っていきます。
アルベルタ通り
アルベルタ通りも、たくさんのユーゲント・シュティール建築が建ち並んでいると有名な通りです。
中でも8番地にあるのは、1903年に建てられた代表的な青い建物です。ライオンや人の顔の彫刻が印象的です。
アルベルタ通りを突き当たりまで進んで、左に曲がったところにあるRiga Graduate School of Lawの建物も立派です。
リガ新市街ユーゲント・シュティール建築散策マップ
ご紹介したルートをマップにもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
リガ観光に便利なおすすめホテル
リガの観光におすすめのホテルは、ネイブルクス ホテルです。外観はかわいいユーゲント・シュティール建築!旧市街中心という観光に最高の立地で、ホテルサイトでも口コミの評価が高く、リガ滞在では人気の選択肢となっています。
まとめ
リガ旧市街から15分ほどのところにある新市街には、ユーゲント・シュティール建築群があり、少し歩くだけでもたくさんの建築を見ることができます。
一つ一つ手の込んだ彫刻や装飾が大変豪華で、ユニークなものもたくさんあり、まるで美術館の作品を観てまわっているような気分になれます。
ぜひリガ旧市街から少し足を伸ばして、19世紀末の芸術を堪能してみてください。