エクアドル ガラパゴス諸島クルーズ旅7日目、最後の1日となりました。最後に訪れるのは、エスパニョーラ島です。何千ものウミイグアナがいる、という島は一体どんなものなのか、楽しみです。
- 8:45 ガードナーベイ@エスパニョーラ島
朝ごはん後、午前中はエスパニョーラ島のガードナーベイへ。まずは、ビーチウォークです。白浜の綺麗なビーチでした。虹がかかっているのもわずかに見えました。
海の色もとても綺麗。アシカたちがのびのびとリラックスしたり、海水浴を楽しんでいました。
ゴーストクラブ(日本語では、ユウレイガニやスナガニと言うそう)も見ることができました。臆病な性格らしく、足音を立てるとすぐに隠れてしまうため、そーっと近づいて撮影しました。
岩場では、ウミイグアナが日向ぼっこしていました。
ゆっくりビーチを歩いた後は、シュノーケリングタイム。泳いでいるウミイグアナに会いたかったのですが、残念ながら出会うことはできず。エイの群れが休んでいるところを発見しました。
- 12:00 ランチ
クルーズ船に戻ってランチ。テーマは「イタリアン」でした。塩気の効いたもちもちのフォカッチャやパスタステーションもあって、今日もとてもおいしかったです。
- 13:45 カジュアルナチュラリストトーク
ガラパゴス諸島で生まれ育ったこと、そしてナチュラリストについて、実際のナチュラリスト2人に話してもらうセッションがありました。ガラパゴスでは「ナチュラリスト」という免許を持ったガイドと一緒でないと、一部の街を除いて観光することができません。
ナチュラリストの募集人数は需要によって変動するそうですが、だいたい年に4-5人くらいの狭き門らしいです。話をしてくださった方が受けた時は、応募者は800人ほど。
まず、ガラパゴスでの永住権を持っている必要があり、ガラパゴス生まれか、ガラパゴス出身者と結婚しているか、法律が変わった1998年より前からガラパゴスに住んでいないといけません。言語、コミュニケーション力、知識など様々なスキルが試されるそうです。無事ナチュラリストになっても、維持するためには年間120日以上ナチュラリストとして働いていることや、2年に1度のアップデート研修にも参加する必要があるそうです。
なかなか家に帰れず家族にも会えないけれど、美しい自然にはいつも感動するし、この仕事ができて本当に幸せだと話していらっしゃいました。
英語が堪能で、知識も豊富で、熱心なナチュラリストさんたちは、やはり選ばれたトップエリートの方々だったんですね。
- 15:30 プンタスアレス@エスパニョーラ島
いよいよ最後の上陸、エスパニョーラ島のプンタスアレス(Punta Suarez)でのハイキングに向かいます。
上陸地点に近づくと、岩場で水しぶきを浴びるかっこいいウミイグアナがいました。
そして…泳いでいるウミイグアナも!できれば一緒に泳いでみたかったですが、船の上からでも泳いでいる姿が見れてよかったです。
上陸すると、目の前にはアシカやウミイグアナが大量発生!!これまでの島とはレベルが違いました!!!
アシカベビー!!
ビーチから岩場へ入っていきます。トレイルの真ん中でぐっすり寝ているアシカさん。
ウミイグアナの数が凄すぎて笑ってしまうほど。踏んでしまわないよう恐る恐る歩きました。
奥に入っていくと、たくさんのナスカカツオドリたちに出会いました。
もじゃもじゃの毛の大きな鳥が。ガラパゴスアホウドリでした!ガラパゴスではエスパニョーラ島だけで唯一出会える貴重な鳥です。1月〜3月には島を離れてエクアドルやペルーで過ごすそうで、もういなくなっている可能性もあると言われていたのですが、無事会えてよかったです。
顔がキョトンとしていてかわいい!この子はまだ大人の毛に生えかわっている途中のようです。
まだ飛ぶには早いのですが、羽を広げてシミュレーションをしているようでした。
空を見上げると、ちょうどアホウドリが飛んでいきました!飛んでいる姿、かっこいい!
こっちは顔に少しだけ産毛が残っている子。
高台にドスンと構えていたこのアシカが、ここのハーレムのオスらしいです。王様のように堂々としていて、周りのナスカカツオドリたちがつかえている家来のようでした笑。
まだ毛が生えかわっていない子供のアホウドリもいました。珍しく、アホウドリは子供より大人の方が可愛く見えます。
岩の裂け目に波が来ることによって潮が噴き上がるブローホール。迫力満点でした。
ここにもガラパゴスアホウドリの子供が羽を広げて飛ぶシミュレーションをしていました。
アホウドリは身体が大きいので、飛び立つ際には”滑走路”に移動して、走って助走をつけてから飛行します。
ちょうど滑走路に移動して、飛び立とうとしている子に遭遇。わくわくしながら見守っていたのですが、5分ほど経っても飛ばず。次のグループの人たちも待っていたので、時間切れで観覧場所を譲らなくてはなりませんでした。その数分後に歓声が上がったので、無事飛び立ったようです。見れなかったのは残念。
トレイルを一周して戻ってきました。ゾディアック乗り場近くには、生後数日のアシカの赤ちゃんがいて、とても可愛かったです。
- 19:15 フェアウェルトースト
船に戻ってからは、フェアウェルがありました。スタッフの皆さんがサンタ帽を被って登場。スペイン語の有名なクリスマスソング「Feliz Navidad」を披露してくださいました!
- 19:45 Galapagos BBQ Grill
最後のディナーは、「Galapagos BBQ Grill」。オープンデッキでBBQ!炭火で焼いた美味しいお肉や野菜、ロブスターなどたくさんいただきました!