Top
  >  海外   >  エクアドル   >  ガラパゴス 8 & キト : 半日キト観光とクリスマスディナー
2022/12/24   2023/02/18

エクアドル ガラパゴス諸島クルーズ旅最終日。エクアドルの首都キトへ移動して、フライトまでの半日観光します。

クルーズでの最後の朝を迎えました。7時、朝焼けが綺麗でした。何羽ものグンカンドリが船の周りを飛んでいました。

チェックアウトは8時。スーツケースに荷物をまとめて、部屋から出る必要がありました。その後は、朝ごはん。名残惜しいですが、最後の朝ごはんをいただきました。

時間までラウンジでゆっくりした後、下船の時間。

私たちは早めのフライトを予約していたので、他の皆さんよりも早めに出発。旅中にナチュラリストの方々が撮ってくださった写真のスライドショー上映があったのですが、私たちはそこまでいることができなかったので、USBに入れて渡していただきました。

最後のゾディアックに乗って、空港のあるバルトラ島へ。寂しい…。

港には、行きと全く同じ場所にただずむ一羽のカツオドリがいました。この子はずっとここにたのかな。

車で10分ほどで、空港へ到着しました。

セレブリティクルーズ乗客者は、優先レーンでチェックイン可能でした。チェックイン後は、付き添ってくださったナチュラリストとお別れし出発ゲートへ向かいました。

ゲート内には、お土産屋さんがずらり。市内で見かけたアイテムが並んでいました。サンタクルス島にあったおしゃれアパレル「ダーウィンウォルフ」もありました。

空港内の広告が、ガラパゴスに来た人なら行きたくなるであろう場所ばかり。私もまさに行きたいと思っていたところばかりで、しっかりターゲティングされていました。

空港内のラウンジも、セレブリティクルーズの乗客であれば入れました。ちょっとした軽食とジュース。テラス席があるので、外の空気を吸いながら待つことができて快適でした。

いよいよキトへフライト。開放的な通路を通って飛行機へ。

晴れていて、とても綺麗なコバルトブルーの海が見えました。ばいばい、ガラパゴス!

グアヤキル経由で約4時間。キトへ帰ってきました!

深夜1時半のフライトなので、それまでの半日キトへ繰り出します。ガラパゴス前にキトで一泊してゆっくり観光する予定だったのですが、フライトが27時間遅延してその時間が取れなかったので、元々行きたかった場所の中からピンポイントで巡ります。

まずは空港で荷物を預けました。キトの治安はあまりよくないと聞いているので、念の為手ぶらで回る作戦です。小さなポシェットに、パスポートのコピーや現金、カード一枚を入れ、上着の中へ。スーツケースやリュックは全て荷物預かりサービス「Bag Parking(バッグパーキング)」へ預けることにしました。

行ってみると、スタッフが見当たらず。5分以内に戻る、と書かれていたのですが、待っても帰ってくる気配なし。電話すると、来てくださいました。

料金表はこんな感じ。スーツケースとリュック2つずつで46ドルでした。

いよいよキト観光へ!時間もないのでUber(ウーバー)を使い、まずはヴォト国立大聖堂へ。標高が高いので(平均2,850m)、空が近く感じました。Uberも大丈夫か少し緊張しましたが、問題なさそうで一安心。

45分で、ヴォト国立大聖堂(Basílíca del Voto Nacíonal)に到着しました。実は入り口が2つあり、それぞれ入れる場所が違いました。お値段はどちらも2ドルかかります。

そうとは知らず、まず目に入った横の入り口から入ると、お目当ての屋上には行けませんでした笑。代わりに聖堂の1階を回ることができました。

その後外に出て、今度は正面の入り口へ。ここから上まで上がります。近くのチケットブースでチケットを購入してから入りました。

ゲートの中に入って、まずはエレベーターに乗って、聖堂を見下ろせる場所へ。綺麗なステンドグラスを間近に見ることができました。

そこからしばらく階段を上がっていくと、お土産屋さんに到着しました。

カラフルなエクアドルの服やお面、絵など色々なものが置いてありました。

お土産屋さんを抜けると、外に出れる場所があり、街並み、そしてパネシージョの丘を見渡すことができました。

綺麗な廊下を渡って、いよいよタワーの上へ向かいます。

最上部へと向かう階段は、急で正面も見えるようになっていて、高所恐怖症の私にとっては大分勇気のいる造りになっていました。

手に汗握りながら、ヴォト国立大聖堂で一番メジャーなこの景色まで辿り着くことができました。

時間がないので早めにまわったつもりでしたが、たくさん写真を撮り結局45分ほど使ってしまいました。

旧市街の独立広場の方へチョコレートを求めて歩きました。キトの旧市街は治安があまりよくなく、ケチャップ強盗などもあると聞いていたので、早足で緊張しながら向かいました。

ヴォト国立大聖堂から徒歩10分、エクアドルで有名なチョコレートのお店「リパブリカ・デル・カカオ(Republica Del Cacao)」へ到着しました。

中はチョコレートショップと、カカオ博物館が併設されていました。

ここにはエクアドルでしか栽培できないアリバカカオを使ったチョコレートのお土産が、様々揃っていました。アリバカカオは、世界的にも有名で高値で取引されている、高級チョコなんだそう。それが手軽なお値段で購入できちゃいます。

リパブリカ・デル・カカオは、空港やガラパゴス諸島でも広く売られていましたが、やはりショップの方が種類豊富でした。(同じものであれば、空港の方が税金の分安かったので、空港で買う方がおすすめです。)

ショーウィンドウには、ケーキやチョコレートが並んでいました。クリスマスイブなので、クリスマス仕様の可愛いケーキもありました。

せっかくなので、ケーキを2種類(Amazonia SACHAとGalapagos)をいただきました。チョコが濃厚で甘すぎず、とっっても美味しかったです。さらに、フローズンチョコレートも注文。ちょっとチョコ過剰摂取になってしまいましたが、こちらも美味でした。

お土産におすすめなのが、ショーウィンドウに並んだチョコレートです。2つの小さなものと巨大なカカオ型のものが入った小さな箱のもので8ドルでした。味は日本で買ったら2000円以上はしそうなクオリティー!高級チョコレートにも劣らず、むしろもっと美味しいレベルで、お土産にも喜ばれました。

その後は、すぐそばの独立広場に立ち寄りました。雨がぱらぱら降ってきて、時間もないので、さっと写真を撮って退散してしまいました。

大通りに出て、Uberを呼んで10分弱ほど待ちました。

行きたかった雑貨屋さん「SIKIMIRA」を目指してもらいました。閉店が18:00でしたが、着いたのは17:55。なんとか入れてもらえないかなとダメ元で行ってみたのですが、もうお店は閉まっていました。残念…。早めに行くことをおすすめします。

徒歩8分のところにメルカド・デ・インディヘナという市場があるので、気を取り直してそちらへ向かいました。

カラフルな服やカバンが並んでいて、とっても可愛かったです。

エクアドルのカラフルなお面もツボ。パーカーを購入しました!

18時半前には、段々とお店が閉まり始めたので、市場も少し早めに行った方がよさそうです。

その後は近くのスーパーに行って、お土産用のポテトチップスやチフレ(バナナチップス)を購入しました。

帰国のフライトまであと6時間。空港に戻る前に最後に立ち寄ったのが、ZAZUというレストランです。ちょうどクリスマスイブなので、エクアドルのコース料理を食べてみようと事前に予約していました。

大きなツリーがあって、クリスマスの雰囲気満載でした。

アラカルトもありましたが、せっかくなのでコースでお願いしました。

オプションのフォアグラを追加して全10品。カカオのパンから始まり、お洒落なセビーチェなど出てきました。

カカオのパン
ガスパッチョ
アボガドやコーン
クラブケーキ

面白かったのは、シーバスのセビーチェ。ピンクのソースがゼリー状になっていて、とても綺麗な一皿でした。

シーバスのセビーチェ
タコ

ちょっとこの辺から高山病なのか急に気持ちが悪くなってしまい…一時つらかったです。30分くらいすると治ってきて一安心しました。

フォアグラ
卵の黄身
チョコレートデザート

フレンチとはまた違う、エクアドル料理のフルコースを現地で体験できてよかったです。

ついにエクアドルの旅が終わり、Uberで空港へ。無事にキトを過ごせて一安心でした。

途中車から見えた、マクドナルドのイルミネーション。マックのオフィスだったのでしょうか…。

空港に到着し、預けていた荷物を受け取った後、初日も利用したLAYOVER STAYラウンジに行ってシャワーを浴び、フライトの準備。

キトの国際空港は、地元のショップがたくさん入っていて、24時間営業となってます。ショッピングも楽しいので、早めに入っても時間を潰すことができました。

さらに、ゲート内の「SALA VIPラウンジ」は、プライオリティパスで入れるラウンジの中で2018年のベストに輝いたそうです。

豪華なラウンジ内がこちら!

ご飯も充実しています。

サンドウィッチステーションもあり、好きなパンに好きな具を挟んでもらうことができます。

一人ずつ区切られている大きめのソファーもあり、深夜便に向けて仮眠をとることもできました。

1:35発予定だったフライトですが、2時間遅れて3:30発となりました。眠かった…。この旅ではフライト遅延が多すぎて大変でした笑。ヒューストンでの乗り継ぎには間に合いそうでよかったです。

2時間遅れでヒューストン空港に到着しました!

2時間後に次のフライトなので、あまり時間がなく。急いで大好きなサワークリームオニオンプレッツェルを調達しました。

12月25日クリスマス当日だったので、空港には家族でお揃いのアグリーセーター来た家族がたくさんいて可愛かったです。

最後のフライトは、奇跡的にオンタイム!5時間フライトに続いて、14時間なので少しキツかったですが、乗り切りました。

今年のクリスマスは一瞬で終わり、日付は変わって12月26日。無事成田空港に帰ってきました。マリオたちがお出迎え!

もうPCR検査もなく、何度かワクチン接種証明書を見せるだけで入国ができました。

長かったようで短かったようなガラパゴス諸島旅行。全くの異世界で、夢のようなひと時でした。

久しぶりの大自然旅。今まで我慢していた分、またすぐ行きたくなってしまいそうです。