太陽の国メキシコ。その首都メキシコシティで外せないおすすめ観光スポットをご紹介します。
目次
1. 世界3大ピラミッド「テオティワカン遺跡群」
メキシコシティでおすすめの観光地、まず一つ目はテオティワカン遺跡群です。
メキシコシティから日帰りで行ける、巨大な遺跡群で、中でも「太陽のピラミッド」は大きく、世界3大ピラミッドのうちの一つで、登れるものの中では最大とも言われています。
長さ2.5km、幅40mの「死者の大通り」を中心に、「太陽のピラミッド」「月のピラミッド」「ケツァルコアトルの神殿」など見どころが並んでいて、半日ちょっとの時間でも十分満喫することができます。
ツアーを利用しても、個人でバスやタクシーを使っても行くことができます。詳しくは、下の記事で詳しく紹介しています。
2. 壮絶な人生と芸術に触れる「フリーダ・カーロ美術館」
次におすすめなのが、フリーダ・カーロ美術館です。フリーダは、メキシコ中で愛されているメキシコを代表する女性画家です。病気や事故などで壮絶な人生を歩みましたが、自身と向き合いながら力強く生き、多くの作品を世に送り出しました。
フリーダ・カーロ美術館は、そんな彼女が生まれ育った「青い家」を美術館にし、彼女の作品や、彼女が生活していた部屋の再現などを公開しています。
人気の施設で、当日入場は何時間も待つ可能性があるので、チケットはオンラインで事前購入しておくのがおすすめです。
3. 南米のベネチア「ソチミルコ」
メキシコシティ観光のおすすめ3つ目は、かつてアステカ民族の湖上都市だったソチミルコです。「トラヒネラ」というカラフルな小舟に乗って運河を遊覧することができます。
運河では船上販売もされていて、飲食やお土産などをすれ違う舟から購入することができます。また歌を歌ってくれるマリアッチの舟もあり、曲のリクエストもすることができます。
4. 映画が起源?!「死者の日パレード」
メキシコと言ったら、映画「007」やディズニー「リメンバー・ミー」の印象が強い方も多いのでは?
2つの映画はどちらともメキシコの代表的なお祭り「死者の日(Día de Muertos)」を題材にしています。10月末〜11月頭にメキシコ各地で祝われる死者の日は、可愛らしいガイコツが街中に溢れる、明るく愉快なお祭りです。特にメキシコシティでは、盛大な死者の日パレードが行われ、街全体で盛り上がります。
そして、このメキシコシティのパレードには面白い歴史が。なんとこのパレードは昔からあったのではなく、映画「007」きっかけで始まったものなんです。
2015年に公開された「007 スペクター」の冒頭に、メキシコでの”架空の”死者の日パレードのシーンがありました。映画を観た世界中の人から「どこであのパレードが観れるのか」、メキシコ政府にたくさんの問い合わせが来たそうです。実際にはないと伝えると、みんなガッカリ。メキシコ政府はなんとかその声に応えたいと思い立ち、実際にパレードを現実のものにしてしまったそうです。
私も現地で参加をして、死者の日のメキシコシティが大好きになりました!年に1度ですが、ぜひ予定を合わせて参加されてみてください!
まとめ
メキシコシティには、日帰りで気軽に行ける魅力的な観光地がたくさんあります。メキシコシティを訪れた際には、ぜひ市内観光だけでなく少し足を伸ばして、メキシコの色々な文化を体感してみてください。