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2024/08/01   2024/08/27

2023年11月にメキシコシティで開催された死者の日パレードに参加してきました。当日の様子をご紹介します。

目次

    死者の日パレードとは?

    メキシコで祝われる死者の日は、毎年11月1日と2日で、日本のお盆にあたるような日で、亡くなった方の魂が家族の元へ帰ってくるのを迎える日とされています。メキシコシティでは、その死者の日の前後で盛大なパレードが開催され、メキシコ各地や世界中から一目見ようと多くの人が集まります。

    詳細は、こちらの記事をご覧ください。

    2023年死者の日パレードはいつ?ルートは?

    2023年は、11月4日(土)の12:00〜開催されました(Day of the Dead 2023 Events Guide|MexicoCity.cdmx.gob.mx)。2022年は17:00スタートだったのですが、パレードが長くなり、スタートも早くなりました。

    パレードルートは、チャプルテペク(Chapultepec)公園のライオンの門(Puerta de Leones)を出発し、レフォルマ通りを東へ進んでいき、イダルゴ(Hidalgo)駅のところで曲がり、最終地点のソカロ広場(Zócalo)を目指していくといったものでした。

    メキシコシティ死者の日パレードルート
    参考:MexicoCity.cdmx.gob.mx

    賑わうソカロ広場

    それでは早速メキシコシティで開催された、2023年の死者の日パレードの当日の様子をご紹介します。

    メキシコシティの中心ソカロ広場では、毎年盛大なオフレンダやガイコツが飾られます。2023年のテーマは、メキシコの革命家パンチョ・ビリャ(Pancho Villa)。パンチョ・ビリャを模した17メートルもの巨大な像がソカロ広場につくられていました。

    他にも表情豊かでかわいい骸骨やお花がたくさん飾られ、朝から多くの人で賑わっていました。

    死者の日デザインも販売

    ソカロ広場周辺のアパレルブランドでは、特別に死者の日デザインのものが販売されていました。

    例えば、クロックス。カラフルなガイコツ柄がとてもかわいかったです。

    他にも、プーマなども。プーマのアリブリへも飾ってあり、手が込んでいました。お気に入りのブランドの死者の日バージョンを探してショッピングするのも楽しいです!

    場所取り前にカトリーナメイク

    死者の日定番の骸骨メイク(カトリーナメイク)は、道端でお願いしてやってもらうことができます。

    デザインのクオリティが人によって違うので、前の人の出来を見て、気に入ったところでお願いするのが良いです。

    場所取りはいつから?

    2023年は、イダルゴ駅周辺でパレードを観ることにしました。12時に始まるパレードの先頭がイダルゴ駅周辺に到着するのが、16:30頃。その3時間前の13:30頃に場所取りを始めて、ぎりぎり一番前を確保することができました。隣のメキシコ人家族と仲良くなって、シートにも座らせていただき、とても助かりました。

    炎天下の中で長時間待つことになるので、日傘や飲み物は必須です。

    パレード到着3時間前

    3時間にわたるパレード

    開始までひたすら待って16:30、ついにパレードがイダルゴ駅周辺に到着しました。

    そこからダンスあり、歌あり、演奏あり、フロートあり。とっても豪華なパレードが続きました。メキシコの様々な文化をおり混ぜた内容になっていて、メキシコの素晴らしさも改めて感じることができました。

    パレードはなんと3時間!十分すぎるくらい充実していました。

    場所取りから含めると6時間ほどいることになるので、結構体力を使いました…。

    夜のソカロ広場も大賑わい

    パレードの終着点となるソカロ広場は、パレード後も大賑わいでたくさんの人がいました。

    ライトアップもされていて、昼間とはまた違った雰囲気。

    2023年死者の日パレードに参加してみて

    死者の日前後のメキシコシティはかわいい骸骨や陽気な音楽に溢れていて、いるだけでとっても楽しい場です。

    私は、2018年に初めてパレードを観に行ってとても楽しかったので、今回2回目のメキシコシティでの死者の日を体験しました。

    パレードは年々長くなっているようで、2023年は3時間越え…。あまりに長いと観ている側も体力が削られていくので、早めに終わるスタート地点付近で観覧するのがおすすめだと思います。今後行かれる方はぜひ参考にしてみてください。