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  >  海外   >  ブータン   >  ブータンを訪れる際に抑えておくべき特殊なルール 2017年版【ビザ申請】
Kichu Lhakang キチュラカン
2017/05/03   2023/05/19

「世界一幸せの国」や「世界一辛い料理」など、気になる異名を持つブータン。一度は訪れてみたいと気になる人も多いと思います。

しかしブータンを訪れるには、少し高めのハードルがあり、特殊な方法でビザを取得する必要があります。なかなか複雑なので、今回はブータン訪問方法を解説します。(2017年5月現在の情報です)

目次

    観光ビザ

    ブータンの観光ビザは、個人で申請することができず、政府観光局に認定された旅行会社に手配してもらう必要があります。普段個人旅行に慣れている方でも、ブータンへは旅行会社を通さないと行くことができません。予め旅行会社と旅程を決め、それに沿ってビザの申請を進めてもらいます。

    ガイドとドライバー

    ブータン旅行では、ガイドとドライバーをつけることが義務付けられています。なので、旅行会社によって用意されているパッケージには、すべてガイドとドライバーが含まれています。

    公定料金

    さらに観光客が、それぞれ1日に使わなければならない公定料金が設けられています。金額は、時期と入国する人数により変動し、ハイシーズンは50ドルずつ高くなります。

    ハイシーズン:3 – 5・9 – 11月

    • 1人:290ドル
    • 2人:280ドル(2人部屋)
    • 3人以上:250ドル(2人部屋)

    オフシーズン:1 – 2・6 – 8・12月

    • 1人:240ドル
    • 2人:230ドル(2人部屋)
    • 3人以上:200ドル(2人部屋)

    公定料金に含まれるもの

    • 内国税  1日 につき65 USD
    • ホテル滞在費(ツインルームの基本タイプの部屋)
    • 食事代(朝、昼、夕 3回の食事)
    • 交通費
    • 英語ガイド、運転手
    • 博物館などの入館料
    • 1日1本のミネラルウォーター
    • トレッキングの装備

    公定料金に含まれず別途かかるもの

    • ビザ 40USD
    • 観光税 10 USD
    • 航空代金, 空港税
    • アルコール、ソフトドリンクなどの飲み物(コーヒー、紅茶以外)
    • 高級ホテルの滞在費用
    • 日本語ガイドの手配
    • ガイド、運転手へのチップ

    このように、ブータンを観光するには制約があるため、費用がかさむことは避けられません。

    それでも、美しい自然やカルチャー、独特のグルメなど、面白い国であることは間違いありません。少し奮発してでも、訪れてよかった国の一つです。