台北旅行で外せないのが、美味しい朝ごはんです。台湾では朝ごはんを外で食べる文化があり、朝早くから地元の人たちで賑わう人気のスポットが多くあります。今回は、台北で人気の朝ごはんをご紹介します!
目次
1. 朝から大行列のミシュラン豆乳朝食
台北で人気No.1と言っても過言ではない朝ごはんスポットが、「阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)」です。華山市場というフードコートのような場所の一角にあり、7時前でも長蛇の列ができます。(土曜日6:45に行ったところ、40分ほど待ちました。)
それもそのはず、ビブグルマンを5年連続獲得している、ミシュランのお墨付きのお店なのです。
メニューはこちら。
おすすめは、❶ 豆乳(アイス)30元 と❸ 塩豆乳(鹹豆漿 = シェンドウジャン)40元 です。
鹹豆漿は、豆乳に干しエビ、ザーサイ、醤油、黒酢などを加えて作るスープで、お酢の作用で柔らかい豆腐のようになります。パクチーが入るので、苦手な場合は注文時に「不要香菜(ブーヤウシャンツァイ)」と言って外してもらってください。
レジの後ろには調味料があるので、お好みで。塩豆乳には辣油をかけるのがおすすめです。
冷たい豆乳は、スッキリしていて甘すぎず、ごくごく飲めちゃいます。人生で一番美味しい豆乳だと思っています。
メインの鹹豆漿(塩豆乳)は、ふわっふわのおぼろ豆腐です。揚げパンとパクチーと辣油がバランスの良いアクセントになっています。エビの香りも強くなく、食べやすくて万人受けする味だと思います。
地元では、⓭ 厚焼きパン+油條も人気メニューです。パンに揚げパンが挟まっているというすごい食べ物。固めのボリューム満点のパンに、さらに大きな揚げパンが挟まっています。個人的には少し揚げパンが油っぽく、外のパンも食べ応えもあり過ぎて、Too Muchに感じます…。
まずは、豆乳&塩豆乳をおすすめします。さすがビブグルマン、並んででも食べる価値ありです。
阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)
営業時間:火 – 日 5:30 – 12:30(なくなり次第終了)
電話:+886 2 2392 2175
住所:100, Taiwan, Taipei City, Zhongzheng District, Section 1, Zhongxiao E Rd, 108
2. 鰹だしの効いたほっこり麺
続いておすすめの台北朝ごはんは、鰹だしの効いた麺線(ミエンシエン)専門店「阿宗麺線(アーゾンミエンシエン)」です。西門町にあるこのお店には、朝からひっきりなしに人が集まりますが、回転は速いので待ちは少ないです。
メニューは麺線1種類のみ。大きさが大小選べます。パクチーを入れるか聞かれるので、入れたい場合は「要(ヤオ)」、入れたくない場合は「不要(ブーヤオ)」と答えます。
麺線は、細い麺をとろみのあるスープで煮込んだものです。鰹だしが効いていて、濃い目の味です。ホルモンもゴロゴロ入っています。
調味料として、チリ、ガーリック、黒酢も用意されていて、自由に入れることができます。ガーリックを少し入れると美味しいですが、後で口の中に残るので注意です笑。
お店の前にはパイプ椅子がランダムに置いてあるので、運よく空いていれば座ってもいただくことができます。レンゲで麺を食べるスタイルなので、少し食べにくいという難点があります。手がベタベタになるのでウェットティッシュを持っていくといいです。
阿宗麺線(アーゾンミエンシエン)
営業時間:9:00~23:00
電話:+886 2 2388 8808
住所:No. 8-1號, Emei St, Wanhua District, Taipei City, Taiwan 108
3. 気軽に食べれる焼き肉まん
最後におすすめなのが、焼き肉まんを提供している「老蔡水煎包(スェイジェンバオ)」です。時間があまりない時でも、サクッと購入できて気軽に食べ歩きができます。具は、豚・キャベツ・ニラがありますが、おすすめは味がしっかりしているニラです。
辛めのソースも用意されていて、少しかけていただくのがおすすめです。
ゆっくり座っていただくのは難しいですが、忙しい観光前にサクッと食べたいときにおすすめです。台北にいくつも店舗があるので、近くのお店を探してみてください。
老蔡水煎包(スェイジェンバオ)四平店
営業時間:月〜金 6:00~21:30
電話:+886 2 2518 2488
住所:No. 59號, Siping St, Zhongshan District, Taipei City, Taiwan 10491
台湾旅行の際には、ホテル朝食も良いですが、地元の文化を体験する意味でも、ローカルにも人気の朝ごはんを試してみてはいかがでしょうか。