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花火撮影方法
2023/07/31   2023/10/14

日本の夏の風物詩、花火大会。せっかく行くのであれば、綺麗な写真を撮りたいですよね。今回は、綺麗な写真を撮るための設定をご紹介します。

目次

    一眼レフを使った花火撮影の設定

    花火を綺麗に撮影するのであれば、やはりおすすめは一眼レフカメラ(またはミラーレスカメラ)・三脚・レリーズを持っていくことです。実際購入してよかった安くて使える三脚・レリーズも後ほどご紹介します。

    三脚やレリーズを使って撮影する際のカメラの設定を紹介します。

    撮影モード

    撮影モードは、M(マニュアル)に設定します。

    感度と絞り

    花火は明るいので、感度(ISO)は最低に設定するのがよいです。ISO100の場合は絞り値をF13、ISO200の場合はF19に設定するのがおすすめです。

    明るすぎたり暗すぎたりする場合は、絞り値を1ずつ調整しましょう。

    花火 撮影

    ホワイトバランス

    花火の明るさによって、調整すると綺麗に撮影できます。

    • 明るい花火:電球(色温度設定3,200K)
    • 暗い花火:晴天(色温度設定4,500K〜4,800K)

    切り替えが難しい場合には、3,800K前後に設定しておくとよいです。

    NDフィルター

    明るい花火の場合、露出オーバーで白く飛んでしまうことがあります。その場合は、NDフィルターをつけると綺麗に撮影することができます。 ND2、ND4、ND8など種類がありますが、それぞれ光量を1/2、1/4、1/8に減少させます。一般的に花火の場合は、ND4かND8を使うことが多いです。

    NDフィルター未使用
    ND4フィルター使用

    ピント

    最初オートフォーカス(AF)でピントを合わせた後、すぐにマニュアルフォーカス(MF)に切り替えると綺麗に撮影することができます。

    花火 撮影
    花火 撮影

    シャッター速度

    レリーズを使ってバルブ撮影するのがおすすめです。花火が打ち上がったタイミングで撮影を開始し、消えたタイミングで撮影を止めると丁度いいです。

    長岡花火

    安くておすすめのレリーズ・三脚

    「レリーズ、三脚を持っていない!」

    私も花火大会直前に、慌てて購入しました。花火を撮影するだけであれば、効果なものは必要ありません。

    安くて、実際購入してよかったおすすめをご紹介します。

    おすすめレリーズ

    私はCanonのカメラを使っているのですが、1000円ちょっとで購入することができ、問題なく使用することができました。

    ご自身の一眼レフに合うレリーズを探してみてください。

    おすすめ三脚

    三脚は、2000円台のものの中から選びました。1万円を超えるようなものもありますが、気軽に花火を撮影する目的であれば安くても全く問題ありませんでした。

    iPhoneを使った花火撮影の設定

    iPhoneで撮影する際も、できれば三脚などで固定することが望ましいです。なるべく手ブレを防いだ方が綺麗に花火を撮影することができます。

    AE/AF ロック

    花火が上がってからピントを合わせるのは難しいため、先にピントを固定するのがコツです。

    花火が上がってくるであろう場所を画角の中で長押しすると、「AF/AEロック」という機能が作動し、ピントがロックされるので、ピントを気にせずシャッターを押すタイミングに集中できるようになります。

    HDRモードをOFF

    iPhoneに備わっているHDR(ハイダイナミックレンジ合成)モードは、3枚の露出の異なる写真を同時に撮影し合成することで、綺麗な写真に仕上げるモードです。

    しかし、花火に利用すると動きがあるためブレてしまうので、HDRモードは切っておくことをおすすめします。

    設定>カメラ>スマートHDR から、設定をOFFにします。

    ナイトモード

    iPhone 11以降には、ナイトモードが追加されました。シャッタースピードが自動で調節され、綺麗に撮影されるので、ナイトモードがある場合は積極的に利用することをおすすめします。

    長岡花火 iPhone 12 miniで撮影

    たくさん撮ってから選ぶ

    いい写真を撮影する裏技として、たくさんの写真を撮ってから後から選ぶという方法があります。シャッターを長押しして連写をすれば、後からお気に入りの一枚を選ぶことができます。

    または、動画を撮影し、その後お気に入りの一瞬をスクリーンショットするという技もあります。

    まとめ

    いかがでしたか?せっかく花火を観に行くのであれば、ぜひ設定を予習して、綺麗な写真撮影にチャレンジしてみてください。