カリフォルニア ロサンゼルス旅行でぜひ訪れたいのが「カリフォルニア・ディズニーランド・リゾート(California Disneyland Resort)」。世界で最初のディズニーテーマパークです。2種類のパークがありますが、今回は「ディズニーランド・パーク(Disneyland Park)」で乗るべきおすすめのアトラクションや効率的にまわるコツをご紹介します。
もう一つの、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークについては、下の記事でご紹介しています。
目次
カリフォルニア・ディズニーランド・リゾートとは
カリフォルニア・ディズニーランド・リゾートは、世界で最初のディズニーテーマパークです。
唯一ウォルト・ディズニー自身が手掛けた、1955年オープンの「ディズニーランド・パーク(Disneyland Park)」と、カリフォルニアをテーマにした2001年オープンの「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク(Disney California Adventure Park)」の2つのパークがあります。
2つのパークは向かい合っていて、その距離徒歩1分。急ぎ足にはなりますが、2パークホッパーチケットを購入して、1日で両方まわることもできます。
ディズニーへの行き方
カリフォルニア・ディズニーランド・リゾートは、アナハイムという、ロサンゼルスから車で1時間ほどの好立地にあります。
空港からはUber(ウーバー)かLyft(リフト)を利用するか、レンタカーを運転するか。メトロとバスを乗り継いでも行くことができます。
お得な割引チケット
カリフォルニア・ディズニーランド・リゾートに行くことが決まったら、まずはチケットをおさえましょう。特に、ハロウィンやクリスマス、また休暇の時期などは、早めに定員に達してしまい、直前だとチケットが取れないことがあります。また、入場制限がかかってしまったら、当日券の販売も止まってしまうので気をつけてください。
またディズニーの入場料は日本でも上がってきていますが、アメリカはさらに高いです…。
「お得なチケットを逃したくない!」
という方は、ぜひKlookやKKdayというサイトをチェックしてみてください。日本語に対応していて、さらに公式よりもだいぶ安く購入することができることが多いです!
私も2023年10月にKlookで購入したのですが、公式ホームページと比べて、2人分でなんと12,310円もお得になりました!
購入したもの:
「2パークホッパーチケット + ジーニープラス」 2名分
公式HP)578ドル(86,528円) → Klook 74,218円 -12,310円!
時期によっても、色々とディスカウントをしているので、行く前には必ずチェックしてみてください。
どんなアトラクションに乗る?
2つのパークには、乗り切れないほどのアトラクションがあります。
どうせ現地のパークに行くなら、東京ディズニーランドリゾートにはないアトラクションを優先して乗りたいですよね!
ここでは、日本には似たようなものがなく、現地で人気のアトラクションから優先的に紹介していきます。
「目新しいアトラクションになるべく多く乗りたい!」
という方は、こちらを参考に予定を考えてみてください。
ディズニーランドパークおすすめアトラクション
それでは、ディズニーランドパークでおすすめのアトラクションをご紹介します。
スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス
ディズニーランド・パークには、ファンタジーランド、アドベンチャーランド、トゥモローランド、トゥーンタウンなど、日本でもお馴染みのエリアもたくさんありますが、日本にはないエリアの一つが、2019年にオープンした「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ(Star Wars: Galaxy’s Edge)」です。
このエリアは、スターウォーズ映画に出てきた世界を再現しているのではなく、映画『最後のジェダイ』と『スカイウォーカーの夜明け』の間の時代の設定で、銀河の辺境の惑星バトゥーという映画には出てこない惑星を舞台にしています。
日本のディズニーランドでも、そしてスターウォーズの映画の中でも見れなかった世界を体験できるのです!
そのエリアにあるおすすめのアトラクションが、2020年にオープンした「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス(Star Wars: Rise of Resistance)」です。レジスタンスの一員となって、極秘ミッション達成を目指し、ファースト・オーダーと対戦します。
私も現地で体験をしましたが、今までのアトラクションにはない、圧倒的な没入感を味わえ、感動しました!!ディズニーランドパークでも一番人気なので、最優先で乗りたいアトラクションです!途中で休止することがあるので、運営状況を確認した上で向かってみてください。
ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン
続いておさえておきたいのが、同じく「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ(Star Wars: Galaxy’s Edge)」にある「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン(Millennium Falcon: Smugglers Run)」です。
ミレニアム・ファルコンに乗り込み、実際に操作するという、ファンにとっては夢のようなアトラクションです!パイロット、ガンナー(射手)、エンジニア(機関士)のいずれかの役割を各2人ずつが担い、操縦しながらミッションコンプリートを狙います。無事達成できるかは、操縦次第で変わってくるので、乗り合わせたクルー一丸となって目指します。
ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ
続いて、ぜひ乗りたいのが「トゥーンタウン(Toontown)」エリアにある「ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ(Mickey & Minnie’s Runaway Railway)」です。2023年にオープンした最新のアトラクションです。
短編テレビアニメーション『ミッキーマウス!』をテーマにしていて、可愛らしいタッチで描かれたミッキーと仲間たちの世界に飛び込むことができます。はちゃめちゃな世界観が新鮮でかわいいです!
スペース・マウンテン
「トゥモローランド(Tomorrowland)」エリアにある「スペース・マウンテン(Space Mountain)」もカリフォルニアで乗っておきたいアトラクションです。
日本のディズニーランドにもありますが、ライドから音楽が流れたり、スピードが速かったりと、日本とは異なります。
さらに、過去にはハロウィンシーズンに「ゴースト・ギャラクシー(Ghost Galaxy)」というオバケが追いかけてくる特別バージョンになったり、スターウォーズテーマの「ハイパースペース・マウンテン(Hyperspace Mountain)」になったりと、期間限定で特別バージョンになっている場合もあります。ぜひ事前にチェックしてみてください。
マッターホルン・ボブスレー
「ファンタジーランド(Fantasyland)」にある「マッターホルン・ボブスレー(Matterhorn Bobsleds)」は、日本にはない、ディズニーリゾート最古のジェットコースターです。スイスの雪山マッターホルンを6人乗りのボブスレーで駆け抜けます。レトロ感も楽しめるアトラクションです。
2015年にリニューアルされ、雪男が追加され迫力が増しました。コースは、ファンタジーランドを通るコースと、トゥモローランドを通るコースの2種類あるので、複数回乗っても楽しめます。(ファンタジーランドコースの方が少し長めです!)
ファインディング・ニモ・サブマリン・ヴォヤッジ
「トゥモローランド(Tomorrowland)」にある「ファインディング・ニモ・サブマリン・ヴォヤッジ(Finding Nemo Submarine Voyage)」も、カリフォルニアのディズニーランドにしかない、おすすめのアトラクションです。
潜水艦に乗って、『ファインディング・ニモ(Finding Nemo)』の世界へ行くことができます。小さいお子さんでも安心して楽しむことができます。
不思議の国アリス
「ファンタジーランド(Fantasyland)」にある「不思議の国アリス(Alice in Wonderland)」も、カリフォルニアディズニーランドだけで体験できるアトラクションです。
日本にあるピノキオや白雪姫のアトラクションように、ライドに乗ってアリスの世界を冒険します。ディズニーランドがオープンした3年後の1958年につくられていて、レトロな感じもありますが、そこから1984年には、切り抜き絵だったキャラクターが3次元に変わり、2014年にはプロジェクションマッピングが追加され、年を重ねてアップデートされてきています。
回転が遅めなので、列ものびる傾向があります。午前中など空いているときに乗れるといいです。
おとぎの国のカナルボート
同じく「ファンタジーランド(Fantasyland)」にある「おとぎの国のカナルボート(Storybook Land Canal Boats)」は、カリフォルニアとパリにのみあるアトラクションです。
ボートに乗って、ガイドさんの説明を聞きながら、ミニチュアのディズニー映画の世界を巡ることができます。2015年に、『アナと雪の女王』の世界が追加されました。
効率的にまわるコツ
ディズニーランド・パークを効率的にまわるコツをご紹介します。(※2023年現在の情報です)
朝が勝負
ディズニーランド・パークを効率的にまわるためには、まず朝の時間が勝負になります。パークの開園時間をチェックしたら、それより早く現地に到着しておくことをおすすめします。
ディズニーのオフィシャルホテルに宿泊している場合は、開園より30分早く入場し、限られたアトラクションに早くから乗ることができるので、その時間を有効活用しましょう。
オフィシャルホテルに宿泊していなくても、カリフォルニアのディズニーリゾートには、「ロープドロップ(Rope Drop)」という制度があります。開園よりも早い時間にゲートがオープンし、メインストリート USAという一本道の先にあるロープのところまで入ることができるのです。そして開園時間とともにロープが降ろされ、そこから各アトラクションに向かうことができるのです。そうすることで、開園時間にゲートに到着したゲストよりもひと足先に、アトラクションに入ることができます。
ロープドロップを有効活用するには、遅くとも30分、混雑する日には1時間ほど前にはパークに到着しておくのが良さそうです。
事前にアプリをインストールして準備を
カリフォルニア・ディズニーランド・リゾートには、公式アプリがあります。
アプリでは、アトラクションの待ち時間、ショーのスケジュール、休止中のアトラクションなどをリアルタイムで確認することができます。
また、有料ファーストパス購入や、レストラン予約、フードのモバイルオーダーなどもできるので、パークを楽しむなら必須です。
当日バタバタしないよう、予めダウンロードをし、パークチケットを紐づけておきましょう。また似たような日の、アトラクションの待ち時間を確認をしておくことで、当日の動き方を考えやすくなります。
有料ファーストパスの検討
ディズニーランド・パークには、2023年現在無料のファーストパス制度はなく、課金制となっています。
「せっかくなので、効率的にまわりたい」
「1日で2パークまわるので、時間が足りない」
といった方は、有料のものを検討してみましょう。パークチケット購入時に一緒に購入するか、後から追加することもできます。
有料のファーストパスに当たるものは、2種類あり、予約をすると「ライトニング・レーン(Lightening Lane)」という優先的に早く乗れる列に並ぶことができます。
一つは、超人気アトラクション単体向けの「インディビジュアル・ライトニング・レーン(Individual Lightnening Lane)」というもの。1日に2回まで購入が可能です。現在は、ディズニーランド・パークではミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ランのみが対象です。価格は需要により変動しますが、15〜25ドルが相場のようです。数に限りがあるので、使うタイミングも気をつけましょう。
もう一つは、「ジーニー・プラス(Genie+)」という複数の人気アトラクションを各1回ずつ予約できる権利です。価格は25〜35ドル。パークチケット購入時、または当日にも購入することができます。
1つアトラクションを予約をしたら、そのアトラクションに乗るか2時間経過するまで、次の予約はできません。数にも限りがあるので、戦略的に予約をしていく必要があります。
ジーニー・プラス対象のアトラクション(2023年10月現在)
- オートピア(Autopia)
- ビッグサンダーマウンテン(Big Thunder Mountain Railroad)
- バズ・ライトイヤー(Buzz Lightyear Astro Blasters)
- ホーンテッド・マンション(Haunted Mansion)
- インディアナ・ジョーンズ・アドベンチャー(Indiana Jones Adventure)
- イッツ・ア・スモール・ワールド(“it’s a small world”)
- マッターホルン・ボブスレー(Matterhorn Bobsleds)
- ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ(Mickey & Minnie’s Runaway Railway)
- ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン(Millennium Falcon: Smugglers Run)
- ロジャー・ラビットのカー・トゥーン・スピン(Roger Rabbit’s Car Toon Spin)
- スペース・マウンテン(Space Mountain)
- スター・ツアーズ・アドベンチャー・コンティニュー(Star Tours – The Adventures Continue)
おすすめのホテル
ディズニーランドリゾート周辺のおすすめホテルを紹介します。
ディズニーオフィシャルホテル
ディズニーの世界を思いっきり楽しむのであれば、パークからも近く、開園30分前から入場することができる、オフィシャルホテルがおすすめです。
ディズニー・グランド・カリフォルニアン・ホテル&スパ
予算に余裕があればおすすめしたいのが、「ディズニー・グランド・カリフォルニアン・ホテル&スパ(Disney’s Grand Californian Hotel & Spa)」です。
カリフォルニアの大自然をテーマにしています。ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークに隣接しており、2パークにすぐに行けてとっても便利です。
朝食のときにディズニーのキャラクターに会えるカフェ「ストーリーテラー・カフェ」があったり、カリフォルニア料理とナパワインが楽しめるレストラン「ナパローズ」もあります。
私も10年ほど前に宿泊しましたが、リラックスした雰囲気で、パークで遊んだ後にゆっくり休むことができてとても快適でした。
ディズニーランド・ホテル
「ディズニーランド・ホテル(Disneyland Hotel)」は、世界初のディズニーホテルです。
アドベンチャー・タワー、ファンタジー・タワー、フロンティア・タワーと、ディズニーランド・パークにちなんだ棟になっていて、ホテル内の内装もディズニーの世界観満載です!
こちらのレストラン「グーフィーズ・キッチン」でも、キャラクターに会うことができます。
ディズニー・パラダイス・ピア・ホテル
「ディズニー・パラダイス・ピア・ホテル(Disney’s Paradise Pier Hotel)」は、カリフォルニアのビーチをテーマにした、ポップで明るいホテルです。
3階には、ルーフトッププールがあり、子供たちが楽しめるスライダーもあります。ビュッフェレストラン「PHCグリル」でもディズニーのキャラクターに会うことができます。
コストを抑えて宿泊するならここ
ディズニーのオフィシャルホテルは、パークに近く、ホテルに帰ってからもディズニーの世界に浸れてとても良いですが、その分お値段が高めだったり、直前だと満室になっていることもあります。少しコストを抑えたい、直前に予約したい、といった場合には、周辺のホテルがおすすめです。
周辺にはたくさんのホテルがありますが、中でも「カリフォルニア・イン(California Inn)」がおすすめです。なぜなら…
・価格が低め
・パークから近い(車で3分/徒歩23分)
・レビューが高い
・綺麗
・直前でも予約が取りやすい
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まとめ
ディズニーランド・パークには、日本のパークにはない面白いアトラクションがたくさんあります。ぜひ効率的にまわって楽しんでみてください。