
ウズベキスタンの主な観光都市は、サマルカンド、ブラハ、ヒヴァ。空港のあるタシュケント↔︎サマルカンド↔︎ブラハ↔︎ヒヴァは、列車で移動が可能です。
私も2025年4-5月に特急列車で移動しましたが、時刻表通りに運行しており、車内も快適でした。この記事では、ウズベキスタンでの列車の予約方法や実際の様子をご紹介します。
目次
列車の予約方法
ウズベキスタンの列車は、自分でもウズベキスタン鉄道公式ウェブサイト、またはモバイルアプリ(Uzrailways tickets Apple / アンドロイド)から、簡単に予約することができます。会員登録は必要ですが、UIも分かりやすく、ストレスなくできると思います。

座席を選ぶ際には、進行方向に注意しましょう。Train directionの矢印が進行方向です。また、列車によっては、中央に向かい合う席があります。知らずに取ると、知らない人と長時間向かい合わせになるので、注意してください。

要注意!早めの予約を
列車は、約2ヶ月前から予約することができます。人気の列車はすぐ早くから埋まってしまうので、ウズベキスタン旅行を決めたら、まずは列車の予約をしましょう。
例えば、同じタシュケント→サマルカンドの移動でも、速い列車だと2時間ちょっとですが、遅い列車だと約4時間半かかります。効率よく、都合の良い時間に移動するために、早めの予約が肝心です。
満席でも諦めないで
希望の列車が予約できなかった場合でも、諦めずにキャンセル待ちをしていると、予約できる場合があります。人気の列車は、旅行会社が事前に多めに席を確保している場合があるそうで、直前に空くことがあります。
私も2週間ほど前から毎日チェックをし、4日前に空きを見つけて、希望の列車に変更することができました。
キャンセル料は、数百円程度なので、まずは空いているところを抑え、キャンセルが出たら変更するのがおすすめです。
列車の乗り方
発車時刻の30分前には、駅に到着しているようにしましょう。時間になったら、駅員さんにチケットと場合によってはパスポートを見せて、荷物チェック後、プラットフォームへ向かいます。
乗車口でも、チケットとパスポートを見せて、乗車をします。
列車の様子:タシュケント→サマルカンド
2025年4月に乗った、タシュケント→サマルカンドのアフラシャブ号(Afrosiyob)の様子です。所要時間は、時刻表通りの2時間20分。エコノミークラスで、270,000 sum(3,100円)でした。


ドアの前に立っている係の方にチケットとパスポートなどの身分証明証を見せて乗車します。エコノミークラスは、日本の新幹線をちょっと簡易的にした感じの造り。スーツケース置き場も早いもの順ですが、無料で使うことができます。


無料の食事提供もありました。ホットグリーンティーが普通に美味しい!パンも結構いけるお味。総じて、快適な旅でした。

列車の様子:ブラハ→ヒヴァ(寝台列車)
ブラハからヒヴァは、5時間35分、寝台列車での移動となります。お値段は、安い方のSleeperで155,100 sum(1,562円)でした。

Sleeperは個室ではなく、2段ベッドが並んでいます。

写真の左側はベッドが一列、右側は二列のボックス席になっています。2人旅であれば、荷物を置きやすく、机も使いやすい下の段がおすすめです。


午前中の列車でしたが、横になりながら、窓から見える景色をぼーっと眺めているのが、旅っぽくてとても心地よかったです。

焼きたてサモサの車内販売もありました。

エアコンがないので、5月は蒸し暑いかもしれない、というのを見たのですが、朝の移動だったこともあり、終始快適でした。
まとめ
ウズベキスタンは、駅も列車も比較的綺麗で、時間通りに運行していることが多く、列車移動が便利でおすすめです。チケットも簡単に取ることができるので、早めに予約をしてみてください!
