エストニアのタリン旧市街で、エストニア料理を食べるのであれば、「ラタスカエヴ 16(Rataskaevu 16)」がおすすめです。トリップアドバイザーでも上位に評価されていて、地元の方にも観光客にも人気のお店です。
目次
便利な立地
ラタスカエヴ 16は、タリン旧市街の中心ラエコヤ広場から徒歩2分というとっても便利な場所にあります。
内観も、古い建物をリノベーションしておしゃれな造りになっています。
おしゃれで美味しい料理
ラタスカエブ 16は、エストニアの食材をふんだんに使い、美味しい料理を提供されています。2023年5月のメニューはこのような感じでした。前菜、メイン、デザートで分かれていて、自由に組み合わせて注文することができます。
サービスで出てくるふわふわ黒パン
黒パンは、エストニアで広く食べられている主食です。酸味が強く、固めなのが一般的ですが、ラタスカエヴ 16 の黒パンはふわふわで、日本人にも馴染みやすくとても美味しいです。
見た目も鮮やかな前菜
エストニアの食材を使った、様々な前菜が揃っています。
私が前回注文したのは、ビーツ(赤かぶ)のタルタルです。エストニアやバルト三国で広く食べられているビーツを使ったエストニアらしい一品です。ホースラディッシュの爽やかさと、ライスクラッカーのパリパリ食感も混ざり、とても美味しかったです。
もう一品が、エストニアやお隣フィンランドでも広く食べられているフレッシュサーモン。いくらとハニーマスタードソースが綺麗に盛られ、見た目にも味にも美味しい一皿でした。
ボリューム満点のメイン
メインは、牛フィレ、ポーク、チキン、ヘラジカやリゾットなど、様々用意されていました。
中々日本では食べられないヘラジカにしてみました。柔らかく煮込まれたお肉とスイートポテトのピューレの甘さがよかったです。
パン粉をつけて焼かれたチキンフィレも絶品でした。バルサミコとホワイトワインのソースが爽やかでした。
心温まるサービス
店員さんは、皆さんとってもフレンドリーで温かいです。レシートには、手書きのイラストとメッセージが書かれていて、感動しました。素敵なおもてなしだと思います。
不気味な逸話も
実はこのお店には、少し不気味な逸話もあります。このお店の建物がかつてゲストハウスだったとき、経営に困ったオーナーのもとに見知らぬゲストが訪れ、3階の部屋を貸すことになりました。「決して誰も部屋の中を見ないように」と言われたのですが、一人の男が鍵穴からその様子を見てしまい、翌朝体調を崩し亡くなってしまったのだとか。亡くなる前にその男は、「悪魔の結婚式を見た」と言っていたそうです…。
今でもその部屋の窓は、黒く塗りつぶされています。実は、この建物はそんな奇妙な逸話もある、少しドキドキする有名な場所でもあります。
早めの予約を
ラタスカエヴ 16は、大人気のお店なので、タリンに行くことが決まったらすぐ予約することをおすすめします。TableOnline というサイトから簡単にオンライン予約ができるので、ぜひしてみてください。
ラタスカエヴ 16(Rataskaevu 16)
営業時間:日〜木 12:00 〜 23:00 / 金 & 土 12:00 〜 24:00
ホームページ:http://www.rataskaevu16.ee/en/
電話:+372 642 4025
住所:Rataskaevu 16, 10123 Tallinn, Estonia