アラビア半島の東に位置するカタール。秋田県とほぼ同じくらいの広さですが、2022年にFIFAワールドカップ、2023年にはアジアカップが開催されたりと、サッカーへの投資も加速していて、名前を耳にする機会も増えてきました。そんなカタールで食べたいグルメをご紹介します。
目次
カタールの食文化の特徴
カタールは、大半が砂漠であり、もともと国民のほとんどが遊牧民でした。そのため、「カタール料理」というものが明確にあるというよりは、遊牧民にとって持ち運びのしやすい米やヤシの実、羊やラクダ肉を使った中東の伝統料理が広く食べられています。
前菜
パンにつけると美味しいペースト
カタール、そして中東全域でよく食べられる前菜が、ひよこ豆のペースト「フムス(Hummus)」(右上)です。薄パンにつけながら、いただきます。他にも、ナスににんにくやヨーグルトを混ぜた「ムッタバル(Mutabal)」など、ペースト状の前菜がメジャーです。
私は、パーク・ハイアット・ドーハの「オーパス(Opus)」でいただきました。
パセリたくさんの爽やかサラダ
他にも中東の前菜として定番なのが、パセリのサラダ「タブーリ(Tabbouleh)」です。
たくさんのパセリに、トマトや玉ねぎ、キヌアなどを加え、オリーブオイル・レモン・塩胡椒で味付けをしたサラダです。
さっぱりとしていて、栄養価の高いパセリをたくさん食べることができる、おすすめの一品です。私は、ドーハのスークスワーフにあるシリア料理レストラン「Abu Ayoub Restaurant」でいただきました。
ぶどうの葉包み
さらに中東の前菜としてメジャーなのが「ワラクイナブ(Warak Enab)」です。ワラクイナブは「ぶどうの葉」という意味で、お酢のきいたライスとお肉などをぶどうの葉で巻いたものです。メニューには、「Stuffed grape leaves(ブドウの葉包み)」と書いてあることも多いです。
レバノン料理の「アラベスクレストラン(Arabesque Restaurant)」でいただきました。
主食
中東の炊き込みご飯
主食として、カタールや他の中東諸国でよく食べられるのが、炊き込みごはん「マクブース(Machbous)」です。たくさんのスパイスと炊き込まれていて、香り豊かでおいしいです。
私は、パーク・ハイアット・ドーハの「オーパス(Opus)」でいただきました。
定番のお肉
中東でがっつりな主食と言ったら「ケバブ(Kebab)」です。肉・魚・野菜などをローストして調理する料理のことを指します。
レバノン料理の「アラベスクレストラン(Arabesque Restaurant)」でいただきました。
軽食・おやつ
定番ファーストフード
アラブ諸国のファーストフードとして人気なのが、「シャワルマ(Shawarma)」です。カタールでは、ローストしたチキンや牛肉、フライドポテト、ガーリックマヨネーズソースを巻いたラップサンドの形で出てくることが多いです。
ジャンキーですが、ガーリックマヨが食欲をそそります。
ドーハのスークスワーフにあるシリア料理レストラン「Abu Ayoub Restaurant」でいただきました。
甘いおやつ
中東の定番のおやつが、甘いドーナツ「ルゲマート(Luqaimat)」です。
甘いので、コーヒーや紅茶と一緒にいただくのがおいしいです。「カラキ(Karaki)」というカフェでいただきました。
まとめ
カタールで食べたい中東料理を紹介しました。現地を訪れた際には、色々なものにチャレンジしてみてください。