「長岡まつり」の大花火大会は、毎年2日間で100万人以上が訪れる、日本三大花火の一つです。この記事では、2023年に参加した体験をもとに、当日の様子やお役立ち情報をご紹介します。
目次
長岡まつり大花火大会とは?
長岡まつり大花火大会は、毎年8月2日、3日に信濃川の河川敷で開催される、100万人が訪れる日本三大花火の一つです。平和への想いを込めて、夜空を埋め尽くすほどの大きな花火の数々が打ち上げられます。
長岡花火のチケット購入方法は?
長岡花火を会場内で観るには、チケットの購入が必要です。2024年の販売スケジュールは、このようになっています。
4月10日〜30日:長岡市民先行販売 抽選申込(はがき)
5月下旬以降に当選のお知らせ
5月27日〜6月7日:一般販売 抽選申込(インターネット)
6月中旬に当選のお知らせ
6月27日 12:00 〜7月12日 23:59:一般販売 先着順(インターネット)
※残席の状況による
7月上旬〜下旬:再販売(インターネットまたは電話)
※残席の状況による
申込や座席種類の詳細は、公式ホームページを確認してみてください。
私は、昨年5月の一般販売でカメラマン席の抽選に外れ、6月の先着順の販売で、陸上競技場フィールド席(B会場)のチケットを購入しました。2023年は1人2,000円、2024年は4,000円での販売です。
長岡花火当日の様子(時系列)
2023年長岡花火は、開演が19:20、会場への入場開始が15:00でした。私たちは、8月3日(木)、東京から1泊2日で参戦しました!
「長岡花火大会会場には、何時ごろ到着すればいいの?」
「長岡駅に着いてからの過ごし方は?」
「長岡駅到着後にも、食べ物やアルコールは調達できる?」
などの疑問に対する参考に、当日の様子を時系列でご紹介します。
14:16 上越新幹線で東京から長岡へ
14:16の新幹線で、長岡に向けて出発しました。すでに浴衣を着ている人もちらほら。少し早めの到着にはなりますが、ゆっくり余裕を持って会場周辺も楽しむのであれば、よい時間だったと思います。
15:51 長岡駅到着
長岡駅に到着すると、駅にはすでに多くの人がいました。会場の案内に従って進んでいきます。
A会場へは、駅から徒歩30分ほどでたどり着くことができます。一方、B会場へは、大手大橋または長生橋を通って向かう必要があり、徒歩60分ほどかかります。余裕を持って向かいましょう!
16:00 屋台を楽しむ
駅から会場へ向かう途中には、たくさんの屋台があります。ちょくちょく立ち寄って、食べたり飲んだりしながら向かうのも、楽しかったです。
長岡駅から歩いて5分ほどのところにある、シティホールプラザアオーレ長岡は、特に屋台が多く集まる会場になっていました。
長岡花火のTシャツなども。
シティホールプラザ以降にも、屋台は多く出ていて、レストランや居酒屋も、唐揚げや焼きそばなど、色々なものを店頭で販売していました。さらには、ピザーラの来ていたり!食事や飲み物は現地調達で全く問題ありませんでした。
16:30 A会場周辺に到着
30分ほど歩いて、A会場周辺までやって来ました。B会場は、ここから橋を渡るので、さらにあと30分ほど歩きます。日陰がないので、帽子や日傘は必須です。
17:00 B会場 陸上競技場フィールド席に到着
駅からおよそ1時間で、陸上競技場の会場に到着しました。
陸上競技場フィールド内は、自由席です。一人、1.5㎡ほどの範囲で持参したブルーシートを敷いて、場所を確保します。17時時点では、一番後ろの列が埋まり気味でしたが、まだスペースがたくさんあって、好きな場所を選べる状況でした。
基本的に、フィールド内どこからも問題なく見えるので、早く行って場所取りなどしなくても大丈夫な雰囲気でした。
17:15 イオン長岡店
場所を確保して、徒歩6分のところにあるイオン長岡店へ。
イオン前のスペースには、たくさんの屋台が出ていて賑わっています。
さらに店内にも、花火大会用にお弁当がたくさん並んでいたり、もちろんイオンなので、飲み物・お酒の調達も問題ありません!
フードコートもあり、食べ飲みしながら休んでいる人が多かったです。
ここフードコートには、新潟のご当地B級グルメ「イタリアン」を提供しているフレンドもあります!新潟のソウルフードと呼ばれるほど地元で愛されている味を食べてみたいと思ったので、私もいただきました!
イタリアンは、ソース焼きそばのミートソースがけ。太麺にミートソースがたっぷりかかっていて、もやしやキャベツ、コーンなどが入っています。背徳感のある味わい!
お手洗いも、イオンで済ましておきました。男性は駐車場の仮設のものしかなく、店内は全て女性専用になっているので、注意が必要です。女性側も、長蛇の列ができているので、早めに行っておくのがおすすめです。
また、混雑のため、携帯の電波が入りにくくなっています。友達や家族とは、待ち合わせ場所を決めて、連絡が取れなくても合流できるようにしておいた方が安心です。
19:00 会場へ
19:20の開演に向けて、19時に会場へ戻って来ました。ちょうど夕焼けが綺麗!
三脚を立てて、写真撮影の準備。
想像以上の迫力にびっくり。大きな花火が広範囲に打ち上げられて、視界に入りきらないほどでした。
21:40 会場の外へ
21:15にプログラムが終わり、会場の外へ。近くの大手大橋は22:00まで通行止めになっており、待機。
22:00ぴったりに開通し、駅へと向かいました。
22:40 長岡駅到着
帰りは立ち止まるほど混雑などはしておらず、さくさく歩いて40分ほどで長岡駅に到着しました。
駅周辺では、交通整理が行われています。事前に新潟行きのチケットを購入していたのでスムーズでした。
22:48 新幹線乗車
駅を入ってからもスムーズに進み、22:48には乗車することができました。臨時列車が何本も用意されているので、混雑もしておらず、座ることもできました!スムーズすぎて、びっくりです。
23:20 新潟駅に到着
新幹線は22:59に出発し、23:20には無事新潟駅に到着しました。予約していたジュラクステイ新潟ホテルにも23:30には到着し、ゆっくり休むことができました!
長岡花火の動画
2023年長岡まつり大花火大会の様子を動画でもご紹介します。B会場 陸上競技場フィールド席から撮影したものです。
名物の「ジュピター」
長岡花火に行ってみて
毎年100万人も訪れる大きなイベントなので、混雑や混乱を予想していたのですが、驚くほど終始快適でした。
都内の花火大会と比べて、全席チケットが必要なので、朝から場所取りをする必要もないですし、オペレーションもとても整備されていて、ストレスフリーで楽しむことができました!
また視界に入りきらないほどの花火は圧巻で、人生で一番感動した花火大会となりました。
長岡花火に行く際に、おさえておきたいポイント
実際に長岡花火を見に行って感じた楽しむためのポイントをご紹介します。
1. ホテルの予約は早めに
長岡や新潟周辺のホテルは、早くから予約が埋まります。なるべく早く、予約をしましょう。
帰りの時間は新潟行きの臨時新幹線が多く出ているので、新潟駅周辺のホテルでも、全くストレスがありませんでした。こちらの記事で、直前でも予約が取りやすいホテルも紹介しています。
2. 新幹線のチケットも事前購入
行きの新幹線チケットは、売り切れる前に指定席を購入しておくことをおすすめします。当日は、長岡駅に向かう臨時の新幹線も出ますが、全席指定席のこともあります。
帰りのチケットは、自由席を購入しておきましょう。駅に向かう途中から、持っているチケットによって歩く場所が振り分けられます。事前にチケットを持っていないとスムーズに進めないので、注意が必要です。
予め東京駅や最寄りの駅で自由席チケットを買っておくか、オンラインのえきねっとで自由席を予約しておくのがおすすめです。交通系ICカードに購入したeチケットを紐づけておけば、駅でチケットを受け取る必要がなく、そのまま乗車することができて便利です。
3. 電波が入らなくなるので注意
会場周辺に行くと、混雑で携帯の電波が入らなくなる可能性が高いです。はぐれた場合の待ち合わせの場所を決めておくこと、また、必要な情報はスクリーンショットを撮っておくことをおすすめします。
ラジオ解説を聞きたい場合はチャンネル(FM80.7)、花火の撮影方法、帰り方などなど、現地で調べようとしても難しいので、予め準備しておきましょう。
4. 持ち物を事前にチェック
忘れ物がないよう、必要な持ち物は事前に準備しておくと安心です。特にフィールド席など、ビニールシートの持参が必要な席もあるので、自分の席を確認し、用意をしておきましょう。
まとめ
長岡まつり大花火大会は、とてもダイナミックで迫力があり、子供から大人まで快適に楽しめるおすすめの花火大会です。
準備をしっかりして、楽しい1日を過ごしてください!