本格的なアーユルヴェーダステイができるスリランカのリゾートホテル「ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズ(Jetwing Ayurveda Pavilions)」をご紹介します。
目次
ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズとは
「ジェットウィング」は、ウェルネス・リゾート事業に力を入れているスリランカの有名なホテルグループです。中でも、ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズは、アーユルヴェーダに特化したリゾートホテルです。
日本から直行で行けるコロンボのバンダラナイケ国際空港から、車で20分ほどのネゴンボ市内にあり、首都コロンボにも車で約30分と便利な立地にあります。
ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズでは、毎日ドクターとの問診があり、その結果によってそれぞれの個人に最適な、2時間15分のトリートメント、3食、薬(3日以上宿泊する場合)が提供されます。3日以上宿泊すると、最終日にドクターからの診断書ももらえます。
滞在中には、無料で参加できるアクティビティも用意されていて、飽きない工夫がされています。また、市内中心部に位置しているので、ずっと籠っているのが苦手という方は、ビーチに出たりや軽くショッピングなどもできます。
日本語が話せるスタッフもいて、ドクターとの問診に同席もリクエストできるので、日本人にとっても安心で人気のホテルです。
ホテル内の様子
ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズには、プールやレストラン、ヨガルームやアーユルヴェーダの問診・トリートメントを受ける施設などがあります。
プール
ホテルのフロントを抜けると、まず見えるのがプールです。滞在中は、自由に入ることができます。
レストラン
レストランでは、朝・昼・晩、自分の体調に合わせて作られた料理が提供されます。プールに面していて、開放的なレストランです。
アーユルヴェーダ・ニワサ
アーユルヴェーダの問診、そしてトリートメントが行われる施設です。毎日体調に合わせて提供されるお薬もこちらで用意されています。
中にはサウナなどもあり、問診の結果によっては、案内されることもあります。
部屋の様子
ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズには、4種類の宿泊部屋があります。
- スタンダードルーム:エアコンがないので、暑いとの口コミあり
- クラシックルーム:エアコンあり
- クイーンパビリオン:プライベートスパエリアあり
- キングパビリオン:プライベートスパエリアあり
一番安いスタンダードルームだとエアコンがないので、暑いという口コミがありました。できれば、クラシックルーム以上のお部屋がおすすめです。
また、クイーン/キングパビリオンにすると、専用のスパエリアがあり、ドクターとの問診やトリートメントを部屋の敷地内で受けることができます。
クラシックルーム
クラシックルームは、入り口にソファがあって、小上がりにベッド、その奥にシャワーがあります。
バルコニーもあり、トリートメント後に外のテラスで休むことも可能です。
シャンプー・リンス・石鹸があります。シャンプー・リンスは随時補充してもらえますが、持ち帰りはNG。石鹸は、ターメリックやアロエなど、色々入っていてなんか良さそう。
さらに、お水とハーブティーがフリーで飲めます。アーユルヴェーダでは多くの水分摂取を推奨されるので、たくさん飲みましょう。蚊に刺されたところに塗る薬も置いてありました。
クイーンパビリオン
クイーンパビリオンは、ヴィラタイプのお部屋で、プライベートな空間に広いお庭までついています。パラソルとリクライニングチェアも用意されていて、トリートメント前後ゆっくり休むこともできて快適です。
また、トリートメントスペースも完備されているので、時間になるとドクターとセラピストが部屋まで来てくださり、プライベートな空間でトリートメントをうけることができます。
部屋もとても広くて開放的です。また、外にはバスタブまであり、お風呂に入れるのも嬉しいポイントです。
おすすめの部屋は?
部屋タイプのクラシックルーム、またはヴィラタイプのクイーン・キングパビリオンはどちらも良し悪しがありますが、お金に余裕があるのであれば、贅沢な時間が過ごせるクイーン・キングパビリオンがおすすめです。ただし、周りに緑が多いので、虫はこちらの方が多いです。
虫が少ない方がいい、泊まる場所にはこだわらないという方は、クラシックルームがおすすめです。
食事
ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズがおすすめな理由の一つが、美味しい食事です。ここでは、個々人のタイプや体調に合わせた料理がコース仕立てで提供されます。
一般的なアーユルヴェーダのホテルでは、ビュッフェタイプの食事が多く、量のコントロールなどが難しい場合があります。このホテルでは、量まで管理されているので、安心していただくことができます。また、食事の量が多すぎたり少なすぎたりした場合には、ドクターに伝えると調整してもらえます。
ドーシャタイプ別に、その日の献立が用意されていますが、さらにドクターからのアドバイスに基づいて、個人ごとにそこからアレンジされることもあります。
朝は3品、昼・夜はデザートを含めた4品が提供されます。(写真は、とある日のランチ)
ここで提供される料理はベジタリアンでお肉などは出ませんが、見た目も素敵で、味もとてもおいしく、毎回満足いく食事をいただくことができました。
薬
食事だけでなく、ドクターの問診結果に基づいて薬も朝晩2回提供されます。
薬はタブレットタイプ、ペーストタイプ、液体タイプなど様々。苦いものもありますが、健康のためと思っていただきましょう。
利用可能なジェットウィングブルーの施設
ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズ滞在中は、系列のジェットウィングブルーホテルの施設も使うことができます。一本道を歩いて7分かかりますが、素敵なジムとプールがあるので、滞在中私も2回ほど訪れました。
参加できるアクティビティ
ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズでは、様々なアクティビティが用意されています。
全員が参加できるヨガ
毎朝6:30からは、1時間のヨガセッションがあり、滞在者であれば誰でも無料で参加することができます。
ミュージックセラピー
5日以上宿泊すると、1時間のミュージックセラピーに参加することができます。素敵な音色に包まれながら、瞑想することができ、癒しの時間です。
クッキングデモンストレーション
また5日以上の宿泊者は、クッキングデモンストレーションにも参加ができます。レストランのシェフが、スリランカ料理の作り方を教えてくださり、夕飯には実際作ったものをいただきます。利用したレシピもいただけるので、帰国後に再現することもできます。
ヴィーガンハイティー
さらに、7泊以上宿泊すると、ヴィーガンハイティーも一回ついてきます。プールサイドで優雅なひと時を過ごせます。
基本的に、宿泊日数によって参加できるアクティビティが変わってきますが、追加料金を払えば、泊数が少なくても参加できることもあるので、興味がある方はホテルに問い合わせてみてください。私は6泊でしたが、$10プラスして、ヴィーガンハイティーを追加しました。
何泊以上がおすすめ?
一般的に、アーユルヴェーダで体質改善をするには、2週間以上の滞在が理想と言われていますが、なかなかそこまで時間をとるのは難しいかもしれません。
ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズに滞在する場合は、お薬やドクターからの手紙がもらえる3日間以上、できれば5日間以上宿泊すると、自分の身体とゆっくり向き合う時間が取れると思います。
気になるお値段
2024年8月に滞在した際には、スタンダードルームで1泊25,000円ほどでした。毎日ドクターとの問診、2時間以上のトリートメント、食事など全て含めてのお値段なので、とってもリーズナブルでした。
必要な持ち物
ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズに宿泊した際の持ち物を紹介しています。参考にしてみてください。
よくある質問
ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズ宿泊に際して、よくある質問をご紹介します。
空港からホテルへの行き方は?
空港からの送迎もオプションとしてホテル側で用意があるので、頼むことができます。ただし、空港→ホテルは$38、ホテル→空港は$26とお値段は少しお高めです。個人での移動が不安な方はお願いしておきましょう。
私は、タクシー配車アプリPickMeを利用して自分で移動をし、1976ルピー(983円ほど)でした。
ホテル周辺でできることは?
滞在中、ホテルの外に出ることは可能です。
系列のジェットウィングブルーホテルに行ってもいいですし、ホテルの周りにはお土産屋さんやスパセイロン、ビーチなどあるので、ちょっとした空き時間に散歩するにも適しています。
どんな人におすすめ
ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズは、こじんまりとしたリゾートなので、豪華な施設でゆっくりバカンス、というよりは、コスパよくアーユルヴェーダに特化した滞在をしたい方におすすめです。
医師の診断によって食事の内容や量もコントロールされたい、かつ、食事のおいしさにはこだわりたい人には、適したホテルだと思います。
まとめ
ジェットウィング アーユルヴェーダ パビリオンズ(Jetwing Ayurveda Pavilions)