アメリカ、カリフォルニアのロサンゼルス旅行で訪れたいのが、「カリフォルニア・ディズニーランド・リゾート」です。今回は、「ディズニーランド・パーク」や「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」のチケットを購入する際に悩む有料の「ジーニー・プラス(Genie+)は必要か?」について、考えていきたいと思います。
目次
カリフォルニアのディズニーにある2つのパークとは?
カリフォルニア・ディズニーランド・リゾートは、世界で最初のディズニーテーマパークです。
唯一ウォルト・ディズニー自身が手掛けた、1955年オープンの「ディズニーランド・パーク(Disneyland Park)」と、カリフォルニアをテーマにした2001年オープンの「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク(Disney California Adventure Park)」の2つのパークがあります。
ジーニー・プラスとは?
カリフォルニアやフロリダのディズニーパークでは、「ジーニー・プラス(Genie+)」という複数の人気アトラクションを各1回ずつ優先的に乗ることができるパッケージがあります。価格は需要によって変動し、2023年10月現在、25〜35ドル。パークチケット購入時、または当日にも購入することができます。
特徴1: 待ち時間が短縮される
ジーニー・プラスのパッケージは、日本のディズニーランドで言う、昔のファーストパス、現在のプライオリティパスのようなイメージです。公式のアプリから、対象のアトラクションの予約を行います。予約した時間にアトラクションの乗り場へ向かうと、優先的に通してもらえる「ライトニング・レーン(Lightening Lane)」に並ぶことができます。
日本の旧ファーストパスと同じく、1つアトラクションを予約をしたら、そのアトラクションに乗るか2時間経過するまで、次の予約はできません。予約枠にも限りがあるので、戦略的に予約をしていく必要があります。
特徴2: 意外と嬉しい、写真ダウンロードし放題
このジーニー・プラスを購入すると、待ち時間が短くなるだけでなく、写真もダウンロードし放題になります。
アトラクション中に撮影される写真や、パーク内のカメラマンに撮ってもらった写真など、全て無料でダウンロードできます。パークの思い出を残すためにも、嬉しいサービスとなっています。
ジーニー・プラスの対象アトラクション
ジーニー・プラスの対象となるアトラクションは、予め決まっています。
カリフォルニア・ディズニーランドの対象アトラクション(2023年10月現在)
- オートピア(Autopia)
- ビッグサンダーマウンテン(Big Thunder Mountain Railroad)
- バズ・ライトイヤー(Buzz Lightyear Astro Blasters)
- ホーンテッド・マンション(Haunted Mansion)
- インディアナ・ジョーンズ・アドベンチャー(Indiana Jones Adventure)
- イッツ・ア・スモール・ワールド(“it’s a small world”)
- マッターホルン・ボブスレー(Matterhorn Bobsleds)
- ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ(Mickey & Minnie’s Runaway Railway)
- ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン(Millennium Falcon: Smugglers Run)
- ロジャー・ラビットのカー・トゥーン・スピン(Roger Rabbit’s Car Toon Spin)
- スペース・マウンテン(Space Mountain)
- スター・ツアーズ・アドベンチャー・コンティニュー(Star Tours – The Adventures Continue)
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークの対象アトラクション(2023年10月現在)
- グーフィーのスカイ・スクール(Goofy’s Sky School)
- グリズリー・リバー・ラン(Grizzly River Run)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト!(Guardians of the Galaxy – Mission: BREAKOUT!)
- インクレディコースター(Incredicoaster)
- モンスターズ・インク – マイクとサリーのレスキュー(Monsters, Inc. Mike & Sulley to the Rescue!)
- ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド(Soarin’ Around the World)
- トイ・ストーリー・ミッドウェイ・マニア!(Toy Story Midway Mania!)
- ウェブ・スリンガーズ:スパイダーマン・アドベンチャー(WEB SLINGERS: A Spider-Man Adventure)
ジーニー・プラスの注意点
ジーニー・プラスでは、たくさんのアトラクションがカバーされていますが、超人気アトラクションは、対象外となっているので注意が必要です。
2023年10月現在、ディズニーランド・パークではミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークではラジエーター・スプリングス・レーサーが該当します。
この二つのアトラクションについては、ジーニー・プラスを購入しても優先パスは獲得できず、別途単体向けの「インディビジュアル・ライトニング・レーン(Individual Lightnening Lane)」という個別のパスを購入する必要があります。価格は需要により変動しますが、1アトラクションにつき15〜25ドルが相場のようです。
ジーニー・プラスは必要?
3日以上カリフォルニア・ディズニーパークに時間が避けるのであれば、必要がないかもしれませんが、1〜2日で回ろうと思っているのであれば、ジーニー・プラスは結構おすすめです。
カリフォルニアのディズニーは、日本よりもアトラクションの待ち時間が掲示より長かったり、意外と進みが悪いと感じることがよくあったので、待ち時間を短縮できるのはありがたかったです。
また、アトラクションに乗った時の写真も無料でダウンロードし放題になるので、なかなか気軽には行けないカリフォルニアディズニーの思い出作りとしてもよかったです!
1日で2パーク回ることも可能
カリフォルニアのディズニーの2パークは向かい合っていて、徒歩1分の距離にあり、2パーク間の移動自体はすぐにできます。広さも東京ディズニーランド(約51万㎡)の1.4倍ほどなので、ジーニー・プラスを駆使して、1日で2パーク一気に楽しむというのもおすすめです。1日で2パーク回った際の動き方は、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
カリフォルニアディズニー有料パッケージ「ジーニー・プラス」をご紹介しました。個人的には、実際利用してみて当日乗れるアトラクションが圧倒的に増えて、満足でした。皆さんも旅程やご予算に合わせて、ぜひ検討してみてください。